YU-Uさんが教えます。簡単!すぐできる!【ただ結んだだけ】でできるおしゃれ【まとめ髪】
仕事や家事など「今、髪を結びたい!」と思った瞬間、その都度巻いたりアレンジをするのは難しいもの。でもちょっとしたコツを押さえれば、手をかけたふうなまとめ髪に仕上がるんです。疲れ見えさせない、無造作感たっぷりの結び方をマスターして!
3原則さえ押さえれば、朝の仕込みナシでもサマになる!
STEP1:手を熊手にした“かき上げ結び” で毛流れを上向きに
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トップからなでつけるように毛先を束ねるのではなく、指を熊手のようにしてかき上げながら髪をまとめると顔まわりの毛流れが上向きになり印象が若々しく。正面から見た時に引き出した毛束が立体的に立ち上がり、華やかに。
STEP2:面はあえて整えずデコボコのまま!毛もさらに引き出して
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昔習った通りにコームなどで表面の髪をきれいに整えてしまうと古い印象に。手ぐしでまとめ、表面の毛ではなくなるべく奥の毛を細く少しずつ引き出すのがコツ。ゴムを片手で押さえ、左右均等にまんべんなく少しずつ引き出します。
STEP3:パサついた毛先は疲れ見えのもと!バームをサッとつけて
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毛先のパサつきは厳禁です。ここで手を抜くと無造作感ではなく疲れた印象に見えてしまう原因に。まとめた髪の毛先や、後れ毛部分のツヤは清潔感のキモ。キープ力のあるバーム系スタイリング剤をつけてツヤと束感をプラスして。
髪以外にもOKなバームを ポーチに1つ常備して
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左:河北裕介さんプロデュースのマルチバーム。シアバターと天然ミツロウ配合でリップを含む全身に使えます。ヘアワックス30g¥1,500(&be)右:伸びが良く少量で毛先に潤いをプラス。ウエットヘアにも便利。ハンドクリームとしても◎。スティーブンノル ディファイニング バーム50g¥1,450[編集部調べ]※9月16日発売(コーセー)
ロングなら巻いてないのにふんわり!後れ毛でグッと華やか
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How To
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【前から後ろにかき上げるようにざっくりと結んで】 結ぶ毛は、毛流れを下向きにしないことがポイント。肩と平行くらいの毛流れをキープすると若々しく仕上がり華やかに。
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【衿足部分はタイトに仕上げてメリハリを】 衿足部分がピシッとしていたほうが清潔感のある仕上がりに。ポニーテール部分をゴムで結ぶときはあごを上げて結ぶのがポイント。
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【全体に毛束を引き出してニュアンスプラス】 バランスを見ながら耳上からのトップ、後頭部の毛を奥の毛を細くとって引き出します。最後に毛先、後れ毛にバームを馴染ませて。
ボブのひとつ結びでも動きが出せる!揺れる毛先で女っぽく
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How To
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【短くてもかき上げ結びなら毛流れが上向きに】 ボブも手ぐしでかき上げながら毛束をまとめます。毛流れを下げないことで引き出した毛を固定でき、スタイルの崩れも防げます。
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【後れ毛を引き立たせるのはタイトな衿足】 後れ毛をほつれた毛に見せないためには、衿足の清潔感が大切。結ぶときにはあごを上げて。きつめにゴムを結ぶのもポイント。
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【毛束を引き出せば横顔、後ろ姿もふんわり華やかに】 髪を引き出す時は最初からたくさん引き出さず、少しずつ引き出すのがコツ。左右対称に全体を引き出すと上手くいきます。
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恵比寿のヘアサロン、N.Mistのスタイリスト。絶妙な今っぽさとわかりやすいヘアアレンジ動画、アレンジ本が大人気。
2019年『美ST』10月号掲載 撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉 モデル/小畑由香里、吉村ミキ ヘア・メーク/YU-U スタイリスト/竹脇千夏 取材/佐藤理保子 編集/浜野彩希