豪華なディナーや最高のホスピタリティに癒やされて日常を忘れる!|「フォーシーズンズホテル東京大手町」ステイ体験記【後編】
こんにちは。STORYライターの北野です。
どこかへ出かけたいけれど、毎日仕事や家事に追われてストレスや疲労もMAX……。モヤモヤを吹き飛ばすべく、思いきって一人で都心のホテルへ1泊の現実逃避をしてきました。
【前編はこちら】
オシャレなバーでまずは1杯
ディナーの前に軽く1杯ということで、先輩ライターの亜佐子さんと合流し、バー「VIRTÙ」へ。
フランスと日本をイメージした内観は、アールデコ調の内装に着物からインスピレーションされた装飾との融合で、重厚な雰囲気の中にも洗練された印象の空間なんです。
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立ち並ぶビル群のライトを眺めながら、ウエルカムドリンクのシャンパンカクテルで乾杯し、こんなところで女子2人で飲めるようになるとは大人になったなぁと、キャッキャ言いながら酔いしれました(笑)。
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○ さて、次はいよいよお楽しみディナー!
ディナーは季節のイタリアンが堪能できるという「PIGNETO」へ。
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ダイエット中の亜佐子さんも今日ばかりは解禁し、前菜のブッラータから、パンチェッタのシーザーサラダ、くるみが入ったガルガネッリパスタ、メインは牛フィレ肉とフォアグラのソテー、ミルフィーユ状のチョコレートデザートと、ワインと合わせて堪能しまくり! うーん、美味しくて、楽しくて、幸せすぎる〜♡ 生きててよかった!
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残念ながらテラスは4月から10月まで。来年の春まで再開されないということで、明日のモーニングは絶対テラスで食べようと心に決めて、亜佐子さんとお別れしてお部屋へ戻りました。
○ お部屋へ戻ると…
PCの上にクリーニングクロスが置いてありました。なんという心遣い。そのような優しさが心に染みました。そういうのも嬉しいですね。
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ゆっくりお風呂に浸かって、段々とビルの灯りが消えていくさまを見るとなんだか少しもの悲しい気持ちに。
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贅沢とは儚いからこそいいんだなぁと思いながら、キングサイズのベッドを贅沢に斜めに使って(笑)、おやすみなさい。
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○そして次の日…
自然光で目覚めたかったのと、目覚めた時に皇居を眺めたかったので、カーテンは閉めずに眠ったのですが、お弁当作りもない贅沢な朝は、ゆっくりと7時ごろまで眠れました。
ベッドから眺める皇居の森に癒され、ゴロゴロと意味もなく1時間近くまどろんでいました。「こんなこと久しくなかったなぁ。もっとのんびり生きたい。人生余裕がないとなぁ」と自分の生き方について考えたりして、いろいろな意味でデトックスができたんですね。
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○ 最後に、幸せな朝食を
さぁ、最後のイベント、モーニングへ。場所は昨夜のディナーと同じ「PIGNETO」で、念願のテラス席。39階から感じる朝の空気は清々しく、夜とはまた全然違う表情を見せてくれるオフィスビル群。
みんな働いているんだなぁと思うと、ちょっぴり罪悪感と優越感が入り混じりました。昨夜食べすぎてあまりお腹が空いていなかたので、卵がない軽めのコンチネンタルセットメニューをセレクト。季節のマスカットデニッシュが入ったベーカリーバスケットが可愛すぎる! こういう贅沢ってたまにはいいなと、また明日から頑張ろうっていう気持ちにさせてくれるんだなとしみじみ。今年はコロナ禍で旅行も行けないから、なんだか本当にこういう時間と空間で過ごせることが幸せだなと心に染みました。
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生きててよかった!
そしてチェックアウト。スムーズに完了し、フロントスタッフから「お楽しみいただけましたでしょうか?」と言葉をかけられ、「もう最高でした。生きててよかったです!」とつい答えてしまいました(笑)。
でも本当、この1泊2日のステイで「生きててよかった」と、5回は言った気がする(笑)。明日から頑張ろうと思ったけど、スーツケースをゴロゴロ押しながら、チェックアウト後そのまま表参道へ打ち合わせに行ったのでした。
あれから1週間経ちましたが、ステイした時の記憶だけで、まだまだ幸せな気持ちが持続中です。旅行にかかる旅費をすべてホテル代に注ぎ込んで、贅沢なホテルステイは需要があるのも納得。頑張って仕事して、またあの夢のひとときを味わいに行こうっと思ったのでした。
東京都千代田区大手町1-2-1
https://www.fourseasons.com/jp/otemachi/
撮影・取材/北野法子