例年ゴールデンウィークのこの時期といえば陶器市を楽しみにしている方も多いころ。昨年に続き、まだまだコロナの収束の目処がたっていないため各地ともに例年通りの陶器市の開催は中止になりました。ですが、昨年大好評だったWEB陶器市の開催が決定!! 毎年行く方にも、逆に現地に足を運べない地域にお住まいの方にも幅広く楽しめるWEB陶器市として昨年も大好評でした。今年もその大注目の2大 陶器市WEB版をご紹介します。
益子の陶器市とは?
栃木県益子町で開催される陶器市は1966年(昭和41年)から始まり、例年、春と秋に開催。販売店約50店舗の他約550のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売。テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができるのも陶器市の魅力のひとつです。
益子WEB陶器市 第3回2021年春
益子の陶器市同様益子焼の陶器から特産物まで楽しめるWEB版の陶器市です。WEB陶器市では現時点で出品者220、アイテム数6,000以上のラインナップとのこと。
商品を選ぶ際は本当の陶器市でコミュニケーションを楽しむように、作家さんや出品者さんがそれぞれの自分の言葉で説明している情報を見て選べる醍醐味も味わえるのが魅力です。
現在プレビュー公開中なので気になる商品をあらかじめチェックして、お気に入り登録してお買い物に備えておくことも出来ます。前回・前々回と開始直後に売り切れる商品も続出したので、この機能を駆使してお買い物をスムーズに楽しめそうですね。すでに10,000個を越えるお気に入り登録がされていて、開催前から注目度が上がってきているようです。
追加窯出し情報もチェック
新規アイテムが追加される窯出しは、5月2日、5月5日の2回を予定しているそう。在庫の補充は会期中随時行われるとのこと。売り切れてしまっても会期中追加が出るかもしれないのでチェックしてみてください。
【送料の情報】
合計金額が1円〜9,999円の場合:一律980円
合計金額が10,000円〜14,999円の場合:一律490円
合計金額が15,000円以上の場合:送料無料
※別々の会計の場合も適応となりますが、同梱や合わせ買い対象のお客様は別途申し込みを行っていただく必要がございます。
有田陶器市とは?
明治29年、深川栄左衛門と田代呈一の主催で陶磁器品評会が開かれ、同時に開催されるようになった蔵ざらえ大売出しが陶器市のはじまり。例年4月29日~5月5日の会期中は、町内一円にわたって店が並び、いつもは静かなやきものの里は大いににぎわいます。人出は九州を中心に、全国から約120万人と、大規模な陶器市として有名です。
例年の様子。
第2回WEB有田陶器市
昨年同様、今年の有田陶器市は中止となりましたが、WEB有田陶器市開催が決定! 昨年大好評だった有田の陶器市を自宅でも楽しめます。HPから参加各店のサイトに飛んでお買物をするシステム。現在163店舗の参加が決まり、アイテム数は1万8千点と大規模な陶器市です。HPでは、すでに参加店舗の公開がされているので、お気に入りのお店を事前にチェックしておくといいですね。
【お問い合わせ先】
WEB有田陶器市
運営 有田商工会議所 0955-42-4111
益子春の陶器市 WEB版
主催 一般社団法人ましこラボ
共催 益子町観光協会、益子町、益子町商工会、益子焼協同組合、益子焼販売店協同組合
[email protected]
取材・文/加藤文惠