翌日の髪が変わるって本当?シルクの枕カバー&ナイトキャップを徹底検証

シルク枕カバー 片面シルク 25匁 43×63cm ¥2,980(ココシルク)、シルクシャイニーナイトキャップ¥2,728(コジット)
「どうやら髪にいいらしい」とSNSなどで話題の、シルクの枕カバーやナイトキャップ。使った人からは「翌朝髪のまとまりが違う!」「一度使ったら他の素材じゃ寝られない」など大絶賛の声が続出しています。とはいえシルクが「どう髪にいいの?」「どの商品を選んだらいいの?」など疑問もたくさん。そこでシルク100%のアイテムのパイオニア「ココシルク」の尾潟さんと、数々のナイトキャップを手がける「コジット」の西村さんに、気になることを聞いてみました!
目次
- 寝るときにシルクの枕カバーやナイトキャップを使うとどういいの?
- 枕カバーとナイトキャップ、どちらかだけでもいい?
- 枕カバーとナイトキャップ、どちらかだけでもいい?
- 枕カバー派さんはこんな人
- ナイトキャップ派さんはこんな人
寝るときにシルクの枕カバーやナイトキャップを使うとどういいの?
枕カバーとナイトキャップ、どちらかだけでもいい?
「枕カバーとナイトキャップ、どちらも同じシルク素材ですが、役割が少し異なります」と尾潟さん。
「枕カバーは当たっている部分の肌と髪の摩擦を防げますが、ロングヘアなど、枕からはみだした部分はケアできません。一方ナイトキャップは肌に当たることがないぶんスキンケア効果はありませんが、髪の毛すべてを覆うことで毛先までケアすることができます。つまりヘアケアのことだけを考えるなら、ナイトキャップを選ぶべき」(尾潟さん)
ただ枕カバーには、当たっている髪へのヘアケア効果に加えてスキンケア効果も期待できるうえ、睡眠の質も高めてくれるという嬉しいメリットも。つまり肌も髪も睡眠にもこだわりたいという人は枕カバーがおすすめだそう。どちらか一方だけでいいというよりは、どこをケアしたいのか?に合わせて選ぶと良さそうですね。
枕カバーとナイトキャップ、どちらかだけでもいい?
枕カバーとナイトキャップ、合わせ使いするメリットは?
枕カバーとナイトキャップはニーズに合わせてどちらか一方だけを使うのももちろんありですが、毛先まで含めた髪、肌、睡眠の質すべてをケアしたいのであれば、両方合わせて使うことがおすすめだそう。
「また、ナイトキャップは寝ている間に脱げてしまうという人も多いので、脱げてしまったときも枕カバーがシルクなら安心。そういった保険的な意味でも合わせ使いしている人は多いです」(尾潟さん)
枕カバー派さんはこんな人
「髪の摩擦を防ぎたいけれど、ナイトキャップは被るのが面倒、脱げやすい、被っていること自体が嫌と言う人は枕カバーがおすすめです。ほかに肌の摩擦も気になるという人や、汗をかきやすい人、とにかく快適に眠りたいという人もシルクの枕カバーは適しています」(尾潟さん)
とはいえ、枕カバーのデメリットもあるそう。
「シルクはとてもデリケートな繊維なので、洗濯には少し注意が必要です。基本的には手洗いがおすすめですが、洗濯機を使用する場合は裏返して洗濯ネットに入れ、ドライコースで洗ってください。また直射日光にも弱いので、黄色く変色することも。洗濯後は天日干しではなく、陰干ししましょう」(尾潟さん)
枕カバーの選び分け
シルクの枕カバーにはいくつか種類がありますが、選ぶうえでまず知っておきたいのは「匁」(もんめ)というシルク生地の重さを表す数値。
「匁の数が大きくなるほど厚みや重さが増し、高品質ということに。シルクの枕カバーなら、耐久性の高さも考慮して19匁以上のものを選ぶと良いですし、25匁ならワンランク上の上質な寝心地が堪能できます」(尾潟さん)
選び方は匁のほかにも、枕カバーの両面がシルクか片面だけがシルクかに大きく分かれます。



ナイトキャップ派さんはこんな人
髪のキューティクルを摩擦ダメージから守るというナイトキャップは、どんな人におすすめなのでしょうか?
「ナイトキャップは基本的にシルクの生地で髪の毛をドーム状に包み込むため、乾燥対策をしたい方に最適です。また髪の毛のパサつき、傷みが気になるときや、寝ぐせがひどく悩んでいる方方にぜひ使って欲しいアイテムです」(西村さん)
ナイトキャップの選び分け
ナイトキャップといっても最近はヘアスタイルやニーズに合わせて種類が豊富。その一部をご紹介します!




自分にはどれを使うのがいいのかは、ヘアスタイルやニーズに合わせて選ぶべきなのですが、いずれにしても試す価値は大いにありそう。贅沢なシルクアイテムでもパジャマやシーツと比べたらかなりお手頃価格なので、ギフトにも最適です。
【問い合わせ先】
ココシルク:[email protected]
コジット:[email protected]
ハホニコ ハッピーライフ:0120-8025-11
取材・文/森本奈穂子