【家族でお出かけ】中村明花さん細萌さん夫妻が親子で"世界にたったひとつ"の 器づくり体験
「ときめく週末」を体現するMart WEEKENDERであり、モデル・料理家でもある中村明花さんと現役サッカー選手の細貝 萌さんファミリーがチャレンジしたのは、陶芸体験! 自分たちで手づくりする、世界にたったひとつの器づくりのスタートです。
家族みんなで初めての陶芸にチャレンジ

最初に進め方の説明があります。熱心に聞き入る3人。器具の使い方や、粘土の扱い方など、今回おじゃました「「陶芸体験工房 一隅舎」の平沼秀祐さんがわかりやすく教えてくれました。
「こんな器があったらいいな」という思いを形に変えていく
「娘が小さかったころから、いつか親子で一緒にやりたいなと思っていたことのひとつが陶芸でした。一緒とはいっても共同作業ではなく、各々が自分の作品と向き合う陶芸。こんな経験はなかなか日常ではないのでワクワクしましたね。
今回、陶芸体験に行くことを知ってから、娘は頭の中であれこれつくりたいものを考えていたようで、『こんなふうにつくりたい』『ここは、こうしたい』と創作意欲であふれていました。見ていて微笑ましかったです。やりたいようにやらせて創造力を豊かにしてあげられる貴重な時間なのですが、上手にできるようについつい口を出してしまいそうでした……が、そこは我慢! 親子陶芸は、親が子どもの成長を見守る大切さを学べる時間だと感じました。
製作がスタートすると、私自身は、どんな料理をのせるかをイメージしながらお皿をつくることに。夫も真剣に手を動かしていました。大人も子どもも夢中
になれる時間を過ごしました」

今回は「手びねり」という手ろくろを回しながら粘土に形をつけていく手法でつくります。まずは粘土を広げていくことからスタート。手のひらを上手に使い、トントン……と平らにしていきます。

大皿をつくる明花さん。手ろくろを回し、竹串を使って底の大きさの目印をつけます。

「どんな器をつくりたいのか、まずは簡単で構わないのでスケッチしてみましょう」と一隅舎の平沼さん。娘さんのデザイン、本格的!

ハート形のかなり手の込んだマグカップにチャレンジする娘さん。「いろいろつくるのは大好きだから、とっても楽しい!」

娘さんがつくったのは、ハート形で両側に取っ手がつき、外側には葉やハートのモチーフをあしらった芸術的作品。満足度は、この笑顔からもわかるとおり! あとは色を指定し焼成したものを自宅に配送してもらうだけ。

粘土を広げるところから始めて、約1時間半で つくり上げた家族みんなの作品。焼き上げると ひとまわり小さくなるそう。この状態から乾燥 させて色をつけ、焼成するまでの一連の工程は 工房の方が仕上げてくれます。

世界にひとつの素敵な器が完成しました!
ワクワクして待った完成品
開けた瞬間にときめき!
「一隅舎さんで陶芸にチャレンジしてからしばらくして、我が家に届いた段ボール箱。そう、あの日つくった器に色がつき焼成され、完成品として届いたのです!
迷いつつ選んだ色はどれも素敵な風合いに仕上がっていました。何よりみんなの作品が、それぞれ個性的。夫はスタイリッシュなプレート、娘はアイデアをいろいろ出して工房の方と相談しながら完成させたカップ。ふたりとも実物を見て大盛り上がり。家族みんなで、同じ空間・同じ時間を過ごした思い出がたくさん詰まった器は宝物ですね。
私も家族で食卓を囲むときに、大皿として使いたいと思ってつくったのですが、思いどおりの仕上がりにしばらくニコニコしてしまいました。
週末ごはんが、この器たちのおかげでよりときめくものになり、映えること間違いなしです。食器棚に、愛おしいアイテムが加わりました」

こちらが約2か月で完成した作品です。たくさんのなかから釉薬の色を指定しました。明花さんの 大皿(上)は「黄瀬戸釉」、細貝さんの中皿は「白マット釉」、娘さんのカップは 「あめ釉」。(※完成までの日数は時期により多少変わります)
秩父・長瀞町の観光ついでに立ち寄れる教室
「陶芸体験工房 一隅舎」
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞726 10:00~17:00(最終受付16:00)火・水曜定休(祝日は営業)☎0494-66-0077(予約・お問い合わせ9:00~18:00、当日予約も空きがあれば可能)電動ろくろ、絵付け体験も可能。秩父鉄道 長瀞駅より徒歩5分。長瀞は有名な観光・グルメスポットも多数。
中村さんファミリーが体験したのは「手びねり」(60席あり)。1名様コース¥3,850(作品4点以内)、ファミリーコース:大人1名+小学生以下1名¥4,400(作品各1点ずつ)、料金には体験代、焼成代、色替代を含みます。
Mart2023年秋号「やっぱり映える週末じゃなきゃ!」より
撮影/林ひろし、ヘア・メーク/田中康世 スタイリング/北橋野枝 取材・文/新里陽子
衣装[右・中村明花さん]Vネックニット¥5,390(エルーラ/アダストリア)柄パンツ¥16,000(Let Me Glow/QVCジャパン)ネックレス¥81,400、ピアス¥106,700(ともにヴァンドーム青山/ヴァンドーム青山本店) [中・娘さん]ニット¥3,490、デニムパンツ¥5,990(ともにGapKids) [細貝 萌さん]ロングスリーブTシャツ¥15,400、ニットベスト¥27,500(ともにヤヌーク/カイタックインターナショナル)パンツ¥5,990(ザラ/ザラ カスタマーサービス)