レンタサイクルでポタリング♪ ジャパンエコトラック神奈川エリア「小田原周遊サイクリングルート」に参加してきました(前編)
サイクリングやトレッキングなど人力による移動手段で、自然や歴史などに親しむ新しい旅のスタイル「ジャパンエコトラック」。このモンベルが推進する「ジャパンエコトラック」のエリアに、新たに神奈川県が追加されました。
ジャパンエコトラックは協議会制で、モンベルや各地方自治会が協力して推奨する新しい旅のスタイルです。
神奈川のジャパンエコトラックルートは14のサイクリングルートと、4つのトレッキングルートがあり、モンベル店舗でルートプランのパンフレットが配布されています。また、ジャパンエコトラックのアプリがあり、GPSの地図機能でルートを見ながら旅することができるのも特色です。
さて、神奈川エリアのひとつ「小田原周遊サイクリングルート」のメディアツアーに、Martライターの沖野と湊谷で参加してきました! 見どころ満載のツアーの様子を前編、後編でレポートします!
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Martファミキャン部のライター、沖野と湊谷(左)で小田原ルートに挑戦しました!
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「小田原周遊サイクリングルート」はどんなコース?
初心者やファミリーにぴったり
神奈川エリアのジャパンエコトラックルートは体力や技術に合わせてさまざまなルートがあるのですが「小田原周遊サイクリングルート」は、体力がなくても“ママチャリ”で参加できる、初心者向けのルート。レンタサイクルを利用して観光地やグルメを満喫できるという、観光強めのコースです。
服装は、わたしはウィンドブレーカー代わりのレインウエアに動きやすいパンツでしたが、沖野はスカートでしたし、参加はアウトドア用のウェアでなくても全然大丈夫でした。
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ママチャリだし、特に急な坂などもないルートなので、誰でも参加できます。
小田原駅でレンタサイクルを借りて出発!
JR小田原駅の提灯の前で集合し、駅の隣のビルにある小田原駅東口駐車場(市民交流センター)でレンタサイクルを借りました。普通自転車、電動自転車ほか、子ども用自転車も用意されているので、親子でも楽しむことができます。
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ヘルメットを装着し、出発の準備。
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小田原駅をいざ出発。
クルマだとあっという間の道ですが、自転車を自分でこいで小田原の街を進むのは新鮮で気持ちがいい!
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駅前の狭い道を抜けて広々とした小田原城前を通過中。
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ジャパンエコトラックのアプリでは、ポイントを通過するとスタンプがもらえます。ひとつめの小田原駅でスタンプゲットしました。
料金:電動アシスト付自転車 1回1,000円、普通自転車 1回500円
「鈴廣かまぼこの里」を見学
小田原駅から箱根方面に4.1km、30分弱で「鈴廣かまぼこの里」に到着です。
「鈴廣かまぼこの里」はかまぼこの体験教室や博物館、レストラン、かまぼこほかいろいろなお土産の買えるショップが併設された、かまぼこの複合施設です。駐輪場が用意されているので、自転車できても安心ですよ。
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「鈴廣かまぼこの里」は2つ目のチェックポイント。
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2つ目のスタンプをゲットです。
登山電車のある「CAFE107」
「CAFE107」には箱根登山電車があって、中で休憩や軽食がいただけます。「箱根ビール」や「かまぼこピンチョス」などのオリジナルメニューが楽しい。また、テラス席はペットOKだそう♪
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「鈴なり市場」でお買い物
かまぼこの里で一番大きなエリアです。かまぼこはもちろん、干物やテイクアウト、スイーツなどがずらりと並びます。
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目移りしそうなほどたくさんの商品が並ぶ「鈴なり市場」。
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「鈴廣のかまぼこ博物館」で熟練技を見学
博物館では熟練のかまぼこ職人がかまぼこをつくる様子を間近に見学することができます。またかまぼこの歴史や栄養についてわかるように展示があるところも面白い。体験教室も人気です。
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かまぼこ板にきれいに練り物をのせる様はスムーズで美しく、ずっと見ていられます。
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かまぼこ、ちくわ、あげかまなどがつくれる体験教室が人気。
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記念に顔はめパネルで撮影♪ モンベルの広報さんに撮ってもらいました。
早川漁港を抜けて次の目的地へ!
小田原には古い薬局や菓子店などが残っており、自転車だとそれらをゆっくり眺めながら走ることができるのが楽しい。クルマだとあっという間に走り抜けてしまいますものね。
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早川漁港に到着。漁港なので魚が楽しめるレストランがたくさんあります。
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自転車なので磯の香り、風を感じながら走れて気持ちいい!
小田原をポタリングするのは最高に気持ちいい!
今回の神奈川エリアのジャパンエコトラックルート「小田原周遊サイクリングルート」は、小田原駅でのレンタサイクルで、自転車を借りて誰でも参加できるのが魅力だと思います。
クルマだと一瞬の景色が自転車だともっとリアルにつかむように楽しめるし、気になったところがあったら自転車を停めて立ち寄りできるのもいいですね。また電車と徒歩で巡ると駅の周辺だけになってしまいますが、自転車なら行動範囲が広がるのもいいと思いました。
さて、次回はライター沖野が後編をお送りします。どんなランチを楽しんだのか、どこを巡ったのか、続きをお楽しみに!
【お問い合わせ】
ジャパンエコトラック推進協議会 事務局(株式会社モンベル広報部内)
mail:[email protected]
http:/japanecotrack.net
取材協力/神奈川県、ジャパンエコトラック推進協議会、モンベル
取材・文/湊谷明子