いろんな“蚤の市”で目撃?山本美月さん「新しいものより古いものが好き」な理由
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「世田谷のボロ市って楽しいんだよね」という美月の一声で急遽決まった今回のボロ市散策。お祭り状態の大混雑をものともせず、自由に楽しむ姿から本当に“古いもの好き”なんだなぁと編集部も再確認。海外の蚤の市やヴィンテージやアンティークとの向き合い方まで、美月の“古いもの考”は必読です!
新しいものより“古いもの”が好き。
山本美月、世田谷「ボロ市」へ行く

\快晴で無風。ボロ市日和に恵まれました♡/
昔から蚤の市をのぞくのが大好き。古いものに流れるストーリーに心惹かれます。世田谷の「ボロ市」は以前も訪れたことがあって、気取らない昔ながらの市という感じが楽しいんです。海外から来ている人も多くて、私がパリの蚤の市でキュンとする感じと似ている感覚なのかな?これといったあてもなく、ぶらりと流すだけでも楽しいボロ市。今回もいい出合いがあるといいな!
世田谷「ボロ市」とは...

東急世田谷線の上町・世田谷駅から各徒歩3分、世田谷代官屋敷前の「ボロ市通り」を中心に開催。450年近い歴史を持ち、東京都の無形民俗文化財に指定されている露天市です。毎年12月と1月の15・16日の両日開かれます。
直感で選んで、自分だけの宝物が見つかる!いろんな蚤の市に出没中♡
――世田谷ボロ市、大盛況だね!美月ちゃんは以前も来たことがあるんだとか。
美月:うん、去年も来て和食器をひとつ買いました。この雑多な感じが大好きで楽しめちゃうの。「代官餅」という名物のお餅があるんだけど、行列必至で何時間も並ばないといけなくて…。いつか食べられるかなぁ。去年は好きなパン屋さんが出店していて、そこで買ったボロ市限定のあんぱんがすごくおいしかった!
――11月には「東京蚤の市」に行ったって言ってたね。
美月:立川の昭和記念公園で開催される有名な蚤の市。ガラスの花瓶と、ノーム(妖精)の置き物を買ったんだ。それ以来、蚤の市熱が再燃中!海外に行くと蚤の市が楽しみなんだよね。
――ヨーロッパはいろんな蚤の市があって楽しいよね。
美月:そうなの。パリの蚤の市が本当に大好き。ブランドの服とかバッグが多いクリニャンクールは日本でも有名だよね。高額なものが多いからなかなか手が出ないけれど、眺めるだけでも楽しい。私はヴァンヴというもう少し小規模なところが楽しかった。地域密着型だし、アクセスもいいからおすすめです。私はすました感じのところより、お祭りっぽいノリの市が好きかも。
――ヴァンヴ、気になる!
美月:蚤の市がどこで開催されているか調べられるサイトがあって、それを見ながら友達と一緒に名前もないような小さなものまでいろいろ見て回ったの。カトラリーとか、アヒルの形をした水差しとか、ブローチ、それからピンバッジ…いっぱい買ったなあ。話してたらまた行きたくなってきちゃった!
――美月ちゃんから見て、古いものにはどんな魅力がある?
美月:人と被らないところかな。今とは違うデザインのものが見つかるところもいいよね。ブランドや年代…みたいなアンティークや古着の世界の知識は全然ないから、私の決め手は直感。ハートで見てるよ!(笑)一般的な価値はなくても、自分にとって価値があればいいんだよね。私のおじいちゃんの家に、公園とかにありそうな古い大きな時計が飾ってあって。壊れちゃってもう動いていないんだけど、好きでずっとそのままにしているんだって。おじいちゃんも私と同じで古いものが好きなんだ!ってうれしかった。この嗜好はもしかしたらおじいちゃんゆずりなのかな?
\みんなも行ってみて!おすすめ骨董市/
●大江戸骨董市
2025年2月2日(日)、2月16日(日)、3月16日(日)、3月30日(日)
●赤坂蚤の市 in ARK HILLS
2025年2月23日(日)
●渋谷蚤の市
2025年2月9日(日)、2月23日(日)
●浜松町骨董・アートフェア
2025年2月8日(土)、2月9日(日)
【衣装クレジット】コート¥132,000(デュべティカ/F.E.N.)パンツ¥19,800(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)バッグ¥84,700(ロンシャン/ロンシャン・ジャパン)シューズ¥92,500(パラブーツ/パラブーツ青山店)※その他スタイリスト私物
撮影/今城 純 モデル/山本美月 ヘアメイク/川村友子 スタイリング/児嶋里美 取材/西道倫子 編集/月田彩子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年3月号「山本美月 Crazy for」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。