『古民家ウエディング』に注目!大切な人たちと“お開き”なしの時間を【最新ウエディング事情】
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一生に一度の晴れの日。対等な私たちが今大切にしたいのは、ありきたりな式ではなく、「2人らしさ」を大切にしたオリジナル婚。今回は、坂本恵梨香さん(30歳/鍼灸師)の「“お開き”のない時間を古民家で家族と過ごす“団らん”のような式」をご紹介します!
1.“まるでおじいちゃん家”な古民家の庭先で人前式
2.ゲストと一緒に“ケーキデコレーション”演出を

余興の代わりにゲスト参加型のケーキデコレーションを企画。ゲスト同士の距離がぐっと縮まりました。
3.家族と前後泊。一緒に焚き火や料理をしてゆったり過ごす
4.式翌日も家族と食卓を囲む。皆が好きなおでんをオーダー
一番大切な人たちと、“お開き”のない時間を一棟貸し古民家で家族と過ごす“団らん”のような式
@MAYA
これまで結婚式に参列するなかで、披露宴会場内で家族との距離が一番遠いことに違和感を覚えていました。「誰よりも感謝を伝えたい家族と、心から楽しめる時間を作りたい」と思っていたところ出合ったのが、鎌倉の一棟貸切り古民家のMAYA。古民家はどこか懐かしく温かみのある空間で、まるでおじいちゃんの家に帰ってきたような心地よさ。特に披露宴会場は、両家が集まり食卓を囲んでいる光景が自然と想像できたのが決め手。また、鎌倉は夫と2人でよくデートしている思い出の地でもあり、迷わず決まりました。
MAYAの最大の魅力は、既成概念に捉われず、家族との時間を最大限重視した自由な進行が可能なこと。例えば、参列者全員を紹介するアルバム兼プロフィールブックを手作りして親族紹介にじっくり時間をかけたり、ウェディングケーキのデコレーションをゲスト参加型にして両家の距離を縮めたりと、家族全員が交流を楽しめる演出を。披露宴後の夜には、おでんを囲んでリラックスしたひとときを過ごしました。さらに、2泊3日の滞在型プランだったので、式前夜は夫の家族、翌日は私の家族とゆっくり宿泊。3日間を通して、両親や大切な友人に「ありがとう」の気持ちを伝える機会をしっかりと持つことができました。
形式的なイベントではなく結婚の日として過ごす「家族団らん」のひとときは、私たちにとっても、お互いの家族にとっても大切な宝物です。
坂本恵梨香さん(30歳/鍼灸師)

食事会で出会った夫、龍朗さんとは『孤独のグルメ』で意気投合。「食」が共通の趣味な2人らしく、結婚式でも家族で食事を囲むことを大切にしました。
取材/下田真里衣 編集/鈴木日向 再構成/Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年3月号「大特集Part3・人と違うけどそれがいいオリジナル婚」より。