最近よく見かける横長シルエットのバッグ。中身が見やすく、持った時の収まりも良さそうで、何よりバッグ一つで今年らしいスタイルが決まります。ハイブランドから韓国ブランドまで、幅広いラインナップを紹介します。

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レザーもキャンバスもナイロンも。ハイブランドから横長バッグが続々登場！

ナイロン素材でかっちり型といううれしいデザイン

撮影／倉本侑麿〈Pygmy Company〉

カジュアルな印象のリナイロンシリーズですが、かっちりとした横長フォルムとレザーハンドルでフォーマルな印象。実用性に富んでいるうえ、今っぽさときちんと感を両立するバッグです。バッグはプラダ、ジャケットとジャンプスーツはAKIRANAKAのもの。

ハンドバッグ感覚で持てるクラッチがママに優しい

撮影／倉本侑麿〈Pygmy Company〉

ブランドのシグニチャーでもあるイントレチャートのクラッチタイプ。トップハンドル付きなので、ハンドバッグ感覚で使えます。お出かけにはもちろん、卒入園式などの母行事にも持てそうなクラッチです。バッグはボッテガ・ヴェネタ、コートはイレーヴ、ブラウスはヴェルメイユ パー イエナ、スカートはマディソンブルーのもの。

キレイめ服に適度なラフさを出せる横長キャンバストート

撮影／倉本侑麿〈Pygmy Company〉

きめ細かいキャンバス地で、キレイめに持てるトートバッグ。レザーにはない抜け感があり、スーツ姿に持つと絶妙なバランスになります。横長デザインでカジュアル見えしすぎることもなく、収納力も◎。バッグと靴はザ・ロウ、ジャケットとパンツはエイトン、シャツはHER.のもの。

サステナビリティ心も満たしてくれる新アイコン

撮影／倉本侑麿〈Pygmy Company〉

シンプルながら、彫刻のようなシルエットで存在感抜群。ショルダーが長く、上辺の中心が窪んだデザインなので、肩がけにしても持ちやすそう。ヴィーガン素材なところも選びたいポイントです。バッグはステラマッカートニー、ジャケットとパンツはドゥロワー、シャツはブーリエンヌのもの。

長めハンドルで、肩がけしても上品なハンドバッグ

撮影／金谷章平

ハンドバッグに比べて肩がけバッグはラフに見えがちですが、このデザインは両方のいいとこ取り。筒型を活かしてバッグが背中で縦になるように肩がけして持つのもサマになります。バッグと靴はアライア、ジャケットはオーラリー、シャツはハルノブムラタ、デニムはエブールのもの。

ボストンバッグのようなハンドバッグが新鮮

撮影／池満広大〈BE NATURAL〉

マチが広めでしっかり入るサイズ感ですが、横長シルエットのおかげで大きく見えすぎることがなく上品に持てます。かっちりした服はもちろん、カジュアルな服にラフに持つのも可愛い。バッグはトッズ、コートはザ・リラクス、トップスはGOOD ROCK SPEED、パンツはハイク、スニーカーはスケッチャーズ、靴下は靴下屋のもの。

トレンドシルエットのバッグは1桁価格で探すのもおすすめ

１万円台で買えるエレガントな横長バッグ

撮影／嶌原佑矢

アニマルフリー、ファーフリーの素材を使用したバッグを中心に扱うファッション小物ブランド。コスメポーチのようなラインと華奢なハンドル、艶のある素材でエレガントなバッグが１万円台で買えるのは魅力です。バッグはアドカラム、トップスはエレンディーク、パンツはアディダス、靴はピッピシックのもの。

キャッチーなフォルムにチャーム使いも気になる韓国ブランド

撮影／生田昌士〈hannah〉

最近セレクトショップなどでもよく見かける韓国発ウィメンズのバッグブランド。ブランド名のOSOIは日本語の「遅い」が語源で、少しゆっくりでも自分たちのペースを守りたい、上質なモノ作りをしていきたいという思いが込められているそう。がま口タイプの開口部が、どこかレトロで可愛らしく、物の出し入れも快適です。バッグはオソイ フォー ユナイテッドアローズのもの。

トレンドシルエットも“ミニマムで上質”なら安心

撮影／金谷章平

創業100年以上の大阪の老舗ファクトリーが2020年に立ち上げたブランド。シンプルかつベーシックでありながら、素材のクオリティと構造的なテクニックが実感できるバッグです。バッグはザ・パース、ジャケットはバウト、ブラウスはエブール、デニムはイレーヴ、コサージュはユナイテッドアローズのもの。

楕円シルエットと華奢なハンドルで、アートのようなバッグ

撮影／金谷章平

韓国ソウルで活動するグラフィックデザイナーが立ち上げたファッションブランド。日常的に存在するオブジェをデザインに組み込んだ創造的な試みが注目を集めています。ナチュラルな楕円形に艶のあるレザー、華奢なハンドルがモダンでシックな印象。バッグはROH SEOUL、コートはカデュネ、シャツはフランク&アイリーン、ニットはスローン、パンツはSEA 、ローファーはダイアナのもの。

どこか不思議な形のような気もしますが、見慣れてくるとこれが可愛い。ディテールはシンプルなので服を選ばず、普段着にもオケージョン服にも似合うところも魅力です。

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文／井上さや
※本記事は過去掲載記事を元に再編成したものです。掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品の販売が終了している場合ございます。