【K-POPアーティスト「MYNAME」のライブの舞台裏に潜入】本番成功の鍵は“ミルクティー”⁉︎

4月12日、5人組K-POPアーティスト「MYNAME」が横浜ランドマークホールで「MYNAME LIVE 2025 –Blooming Days-」を開催しました。
本公演には、コヌ、インス、セヨンの3人が出演。人気曲『Baby I`m Sorry』や『Replay』、『タンマレ~はっきり言って~』など、アンコールを含めて全21曲を披露し、満員の会場を大いに盛り上げました。
JJはこのイベントのリハーサルに潜入。情熱的なステージを作るために準備の段階から全力を注ぐMYNAMEメンバーたちの様子をお伝えします。

コヌ (GUN WOO)

リーダー/メイン・ボーカル
生年月日:1989年1月30日
身長:181cm
趣味/特技:運動/洋服のリフォーム

インス (IN SOO)

メイン・ボーカル
生年月日:1988年3月10日
身長:178cm
趣味/特技:音楽&運動/バスケットボール&バレエ

セヨン (SE YONG)

ラッパー
生年月日:1991年11月20日
身長:177cm
趣味/特技:運動&ダンス/サッカー

「新曲『We Are The One(with MYNAME)』のポイントはセヨンのラップ!」(コヌ)

コンサートのリハーサルは、パフォーマンスについての確認だけではなく、音響や照明スタッフとの段取りを確認が重要になります。本番前に極力体力を消耗しないように、確認する楽曲を絞って、リハーサルをおこなうアーティストも少なくありません。
MYNAMEはというと、驚くことに冒頭からほとんどの楽曲を通しで確認する徹底ぶり。サポートダンサー2名との立ち位置の確認。音響スタッフとのマイクバランスのチェック。照明のタイミングの指示など、すべて本人たちが日本語で指示していて、ステージにかける強い想いが伝わってきました。メンバー3人のソロ曲のリハーサルでは、ホールに降りて全体のサウンドチェックをしたり、セヨンさんは全体のチェックが終わったあとに2度目のソロ曲リハーサルをしたりと、チェックに余念がありませんでした。
 
リハーサルを終えたメンバー3人に直撃し、MYNAMEがリハーサルで大切にしているポイントと本番に向けてどのようにモチベーションを上げているのかを教えてもらいました。
 
Q今日のライブについて、お客さんに見てもらいたいポイントは?
 
インス:今回、3人での初ライブになります。この3人はメンバーの中でも“お兄さん組”なので、大人っぽいステージングを見せたいです。
 
コヌ:日本でのライブは(ファンミを除けば)昨年の7月以来です。懐かしい曲もパフォーマンスするので楽しんでいただけたらと思います。
 
セヨン:7月にリリースするミニアルバム『VIVID』にも収録される新曲『We Are The One(with MYNAME)』も歌います。7年ぶりのアルバムなので、待っていてくれたみなさんに期待してもらえるようなパフォーマンスにしたいですね。
 
Q『We Are The One(with MYNAME)』はコヌさんが作詞・作曲・プロデュースを手がけたということですが、見どころを教えてください
 
コヌ:MYNAMEとして13年活動してきて、メンバーそれぞれが変化したし、成長してきたと思う。これまでのことを振り返りながらメロディーや歌詞に想いを込めました。ずっと応援してくださっているファンのみなさんなら、サビの歌詞に感じてもらえることがあると思うし、セヨンのラップの歌詞はすごくこだわりました。
 
セヨン:コヌお兄さんのラップは難しいんですよ(笑)。でも、自分も年を重ねて、難しいと感じることに挑戦するのはおもしろいって感じるようになったんです。レコーディングも結構時間がかかってしまったのですが、すごく楽しかった。
 
インス:素晴らしい曲ですよ! 聴いた瞬間にコヌに「すごい曲だと思うよ」って伝えましたから。楽曲配信が始まってからいちばん嬉しかったのは、ファンの方から「泣きました」というメッセージいただいたときです。

「今日のライブでミスしたらコヌのミルクティーのせいです(笑)」(インス)

Q今回、リハーサルにも潜入させていただきました。MYNAMEのみなさんにとって大切な時間だと思うのですが、こだわりを教えてください。
 
インス:リハーサルはメンバーがいちばん敏感な瞬間。立ち位置はもちろん、マイクのセッティングも個人個人で違うので、徹底して確認するようにしています。
 
コヌ:今回は初めて3人でパフォーマンスをするということもあって、いつも以上に念入りにチェックしたよね。
 
セヨン:集中するポイントを絞るというのも大事だなと思っています。デビュー当時は、ダンスも歌も全力でやりながら、リハーサルしていたんですよ。「なんで先輩アーティストはリハのダンスに力を入れていないんだ?」と思っていたんですけど、経験を重ねていくなかで、音響や照明にもっと気を遣わないといけないんだということがわかりました。
 
Q「リハーサルでこれをやると本番が成功する」というジンクスはありますか?
 
セヨン:僕はソロ曲を2回以上はリハーサルするようにしています。1回目でダメなところがあったから確認するというよりは、2回やっておくと不安がなくなるから。だから今日も全体のリハーサルが終わってからソロ曲を確認させてもらいました。
 
コヌ:僕は本番前日のことになるんですけど、寝る前に他のアーティストのライブ映像をみてモチベーションを高めたり、目を瞑ってイメージトレーニングをして眠るようにしています。
 
インス:僕は、会場入りする前に必ずスタバの温かいミルクティーを絶対に買います。体が温まって、喉のコンディションがよくなるんです。今日はコヌも飲みたいと言って、コヌが買ってきてくれました。今日のライブでもしミスをしたら、コヌのせいです(笑)。

「コヌお兄さんの曲を歌いながら自然と涙が……」(セヨン)

冒頭で紹介したようにライブは大盛況! 初披露の新曲『We Are The One(with MYNAME)』のパフォーマンスをすると、ファンから大喝采を浴びていました。3人体制で7月にはミニアルバム『VIVID』をリリースし、7月25日には再び、横浜ランドマークホールでのライブをすることが発表されました。
 
最後にライブを終えたメンバー3人からメッセージをいただきました。
 
インス:3人での公演を無事に終えて、MYNAMEがさらに頼もしいと感じましたし、その思いがMYgirlのファンの皆さんにも伝わったのではと思っています。
 
コヌ:メンバー3人での公演でしたが、今回参加できなったメンバー2人のことも思いながら準備しました。ファンのみなさんからたくさんの愛とエネルギーをいただいたので、7月にはさらによい姿をお見せできればと思います!
 
セヨン:やはり僕はステージの上が好きです。とても幸せな時間を過ごして、これからのミニアルバム活動がとても楽しみです。今回コヌお兄さんの曲を歌いながら、これまでの活動を思い出して自然と涙が出ちゃいました。やっぱりみなさんとの思い出は僕にとっても大切です。感謝しています。

撮影/根本真裕美