【イガリシノブさん&庄司麻美さん】大ヒットコスメブランドWHOMEEを生み出した2人の美バディ物語
肉親のように血の繋がりはないけれど、気づくと側にいて励まし、勇気をくれる大切な人。ヘアメークのイガリシノブさんと、WHOMEEブランドマネージャーの庄司麻美さんは、同じ目標に向かって走る最強のパートナーでした。
メークを通じ女性たちの背中を押すイガリさんと強力バックアップで次々形にしていく最強パートナー
イガリ 庄司との出会いはすごい不思議。コスメプロデュースをしたくて色々な会社と交渉。2社に絞った時点で占ってもらったら「1社は高額を稼げるけどあまりイガリさんを理解してくれない。もう1社は、収入は下がるけどイガリさんのヴィジョンを理解してくれて、後ろにすごくいい人がいる。その人と繋がれたら最高」と。迷わず後者の会社を選び、初顔合わせで庄司に会ったとき、フルラインでの発売を提案してくれ、次に会ったときには、商品が8割方出来上がっていて、細かい修正を加えるだけでよいほど、私が作りたかったものに近いものができてた!
庄司 私はコスメが大好きで趣味が仕事。21歳から美容部員、バイヤー、店舗プロデュースなど美容関係の仕事だけしてきましたが、原点は変わらず使う人を喜ばせたいんです。WHOMEEはイガリの自己表現ではなく、「使う人が主役」この考えで2人は合致。業界の常識があるけれどイガリは「マスカラの赤作って」と断片的に言い、彼女のメークを実際に見るとなぜ「赤」がいいかわかる。そこを通訳するのが私の役割。
イガリ 最初、工場との交渉やPR、発送まで一人でやってくれたの。
庄司 この人に惚れてるから!
\私たちが美バディです!/
梨花さんのメークで注目、おフェロ・イガリメークでブレイク。WHOMEEもプロデュースし、多くの女性たちからの支持を得ている。
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庄司さんは伝説番組「TVチャンピオン」の化粧品女王選手権で優勝後、コスメを展開する企業の店舗開発を手掛けたコスメのプロでPR・商品企画。
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イガリさんから▶▶庄司さんへ
最初の提案はイガリさんから。コロナ前からのアイデアですが眉で口紅みたいな効果を出したいと、今の気分であるパープル基調を中心にアイブロウパウダーのパレット3種を提案。あとアイブロウブラシの第二弾としてフワッとした眉に仕上がる熊野筆ブラシ。このフワフワ感が完成するまでかなり苦労しました。(11/16WEB先行、11/26店頭販売)
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庄司さんから▶▶イガリさんへ
イガリさんの肌がWHOMEEで日に日に元気になっているのを密かに喜んでいる庄司さん。お客様に好評のエイジングケアにローションと大容量のクリームも。
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既存商品のリップトリートメントは無色ですが、口紅よりも色付きのリップトリートメントが欲しくなりそうとの提案で製作。
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BABYMEEのおすすめアイブロウマスカラ3種。ドラッグストアで販売するコスメとして低価格はマストですが、品質は絶対に下げたくないので容器を同じにするなどの工夫をしています。
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2020年『美ST』12月号掲載 撮影/高梨浩二 取材/中田ゆき 編集/小澤博子