【レシピ】ハルマキ100本ノック 74本目
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」。
ノックを打つのは、銀座にあるワインセラーローゼンタールの店主・島田由美子さん。
春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中の具材が変わることで、ファンも多いのです。まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。
巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。([email protected])まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは春巻き2本分(春巻きの皮2枚分)の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ2。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
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鶏ひき肉とネギ、新ジャガイモのガレット春巻き
新ジャガイモは案外調理が難しいです。水分が多いので、茹でるよりは、油で焼いたり揚げたりした方が、フレッシュな持ち味が活きるように思います。私が好きなのは薄くスライスして焼くガレット。今回は、鶏ひき肉を繋ぎと旨み担当にして、春巻きの皮で包んでガレット風にしてみました。フライ返しでペタペタ抑えながら、薄~くカリッと焼き上げましょう。
【材料】2枚分
- 鶏挽き肉…60g
- 長ネギ…10㎝
- 生姜…15g
- 黒粒胡椒…15粒
- 新ジャガイモ…中1個(100g程度)
- 塩…少々
- 春巻きの皮…2枚
- サラダ油…大さじ2
【作り方】
1.長ネギはみじん切りにし、生姜はおろす。黒胡椒は包丁の背で潰す。
2.ボウルに挽き肉と1と塩ひとつまみを入れ、粘り気が出るまでよくこねる。
3.新ジャガイモは皮つきのまま縦に三等分に輪切りにし、なるべく薄くスライスする。
4.春巻の皮の上に3を長方形に平らに並べ、上に2を塗り、なるべく平らに封筒型に包む。
5.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、ジャガイモの面を下にして並べる。最初はフライ返しでペタペタと抑えながらじっくり焼き、カリカリに焼けたら裏返す。
6.両面がカリカリに焼けたら火から下ろし、食べやすい大きさに切り分け、好みで塩を添える。
【合わせたいお酒】
ビール!! お好きなタイプをグビグビプハーッといった後に。
【動画でも作り方を紹介しています】
グリーンアスパラガスとカラスミの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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