小田切ヒロさんが教えます。一番の〝オバ見え〟ポイント「目元」から〝黒〟を取り去る完全プロセス
知っていましたか?目元が黒いだけで一気にオバサン見え度が加速するんです。小田切ヒロさんが40代の私たちのために集中レッスン!オバ見え化を防ぐ目元の作り方を教えてくれました。
目標はこのメーク!
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プロセス1:ライナーの色を黒→プラムに
アイライナーも黒に頼るのは厳禁。40代には目元に深みと色けを与えるプラムのジェルペンシルがおすすめ。チャコールグレーやブラウン、ネイビー、カーキなどの引き締め効果のある暗い締め色をメークに合わせて選んでも。
このアイテムを使います
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左、WP処方のミネラルライナー。マイファンスィー アイライナーペンシル 04 プラム ¥2,700(Koh Gen Do)右、濃厚発色の極細ジェルタイプ。SHISEIDOマイクロライナーインク 03 ¥3,500(資生堂インターナショナル)
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アウトサイドは入れず、インサイドのみ満遍なく埋めます。黒ほどフレームを強調しないので目頭から目尻まで入れてOK。
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目尻の延長線上5㎜にプラムのラインを入れると、目幅が広がるだけでなく、目尻の赤みを強調し色っぽさを演出。
プロセス2:足りない目力は目だけコントゥアでプラス
黒を使わない代わりに、目元コントゥアで光と陰を仕込めばメリハリが出て寂しい印象になりません。薬指の第一関節部分に色をのせ、鼻の上、目頭、目尻横にハイライト、その横にローライトを置き広げずに馴染ませて。
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↓馴染ませると……↓
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左、サラリと変化するクリームシャドウ。しっかり塗っても自然に馴染むのはメンズコスメならでは。アイシェードトランス 02 ¥3,500(FIVEISM × THREE)右、光を集める練りタイプのハイライターを。rms beautyルミナイザー ¥4,900(アルファネット)
プロセス3:まつ毛のカールはもう、いらない!
美ST世代に多い、上げすぎまつ毛やエクステこそ絶対NG。マスカラの力だけに頼るか、上げるとしても地まつ毛を生かす程度に。どんなトレンドメークも、くるんとカールしたまつ毛が見えた瞬間に過去にタイムスリップしてしまいます。
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左、小回り抜群。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー エッジマイスター FBR666 ¥1,200〈編集部調べ〉(資生堂)右、まつ毛を繊細にセパレート。ルナソル フェザリーラッシュマスカラ 02¥3,000(カネボウ化粧品)
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二重の人はビューラーなしか、根元を軽く上げるだけで十分。マスカラを2回上げて塗ったら、上から1回下げてカールしすぎを防ぎます。
ビューラーはまつ毛を“折る”だけ
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① まぶたが被っている人や一重の人など、目の形によってはビューラーが必要な場合も。根元をグイッとひと上げします。
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② そのまま肘を上げてギュッと上向きにワンカールで終了。丸くカールしたまつ毛が女っぽいという概念は捨てて。
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教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト 小田切ヒロさん
ヘアサロンや外資系化粧品の美容部員を経て、藤原美智子さんに師事。独自の美容理論とメークテクで40代の悩みを解決。近著に『すべてを手に入れた女には3つの顔がある』(小学館)。
2019年『美ST』5月号掲載
撮影/寺田茉布(LOVABLE)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 ヘア・メーク/小田切ヒロ(LA DONNA) モデル/吉村ミキ、松田樹里 スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子 編集/長谷川 智