ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#8 そのまま?

©Takuya Iioka/光文社
4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第7回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。
*
こんばんは、ExWHYZのmayuです。
めずらしくこのコラムを書くのにすごく時間がかかっています。
普段から文字に起こすのはあまり苦ではないし、思うことや感じることもその時その時にあるので書けるのですが、いまいち今回は上手く書けません。
書けないというか、書けても、これで良いのかな?の方がデカすぎて全消しです。これで4度目の書き直し!
全部、どこまでやればいいのかいつもわからない。
どれくらい痛かったら鎮痛剤を飲んでも良いのか
どれくらい痛かったら歯医者で手を上げて良いのか
どれくらいつらかったら音を上げて良いのか
どれくらいあたたかくすれば冬は大丈夫なのか
いつも迷うし、わからない!
全部自分で決めることなのはわかってるけど、自分を信じてなさすぎて、基本これ。
逆に、今まで自分のことをあまり信じてないのによくやって来れたねと思います。
まあそれで、どれだけやっても内心ビクビクしながら過ごしてきたわけなんですけど!
でもビクビクしてる顔したらなめられるから、そうじゃない顔しながら、そうじゃない自分を仕上げるようにして過ごしてきました。
最近、やっと自分らしいかも〜?って思える自分で過ごせるようになってきた気がします。
まだ気がするのレベル。
自分が自分であろうとした時にボロボロになってしまいがちだったし、正直それは今もあんまり変わらないけど、ある程度自分の世界は自分の中で保てるようになってきたと思う! やったー
だいたい、大人になる頃にはこういったことは出来上がっているのかもしれないけど、自分はすこし世界に優しくしようと思いすぎた & 傷つくのがこわすぎるがゆえに、周りのことをよく見るクセがついているような気がする〜〜〜〜わかんないけど。
好きに生きていいって言葉はまやかしで、世界はいつもそう思わせてくれなかったんだけど、自分がそう思えるまでなにかと向き合った先に、好きにすればいいと思えているから、まあ結果オーライかもしれない。
誰かが言う言葉をそのまま信じられたらいいんですけど。
自分が本当にそう!って思えるまで簡単にそうは思えないから、それ以外をたくさんやる必要があっていつも遠回りだけど。
自分をごまかさない自分のことはけっこう好きかもな、と思いながら一旦今回は終わりにしたいです。
あんまりまとまりませんでした!
それではまた。

©mayu/WACK、光文社
profile/mayu (ExWHYZ)
2017年8月に事務所の先輩グループBiSHのイベントでお披露目された「EMPiRE」の初期メンバーとして活動をスタート。同グループは2022年6月に突如解散し、同じメンバーで「ExWHYZ(イクスワイズ)」を結成。2023年5月には、所属事務所・WACKのグループとしては初となる日本武道館ワンマンライブを開催し、成功させる。EMPiRE時代から作詞や振り付け、チームのまとめ役を担うコアメンバー。また個人としても、冠ラジオ番組にコンビニご飯のコラム執筆など、マルチに活躍。
2025年4月5日に、不定期でおこなっていたオールナイトライブ企画をレギュラー化、第1回はゲストにパソコン音楽クラブ、DONGROSSOの2組を迎え、Spotify O-EASTにて実施。その後5月より全国11都市を巡る「ExWHYZ TOUR 2025 ‘(unfinished) odds and ends’」を開催する。
photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]