国仲涼子さん・45歳「子育てに専念できたのは、期限を設けたからこそ頑張れたのかも」

私を幸せにできるのは私、美容のモチベーションも自分のため。誰かのためでなく、〝自分のために綺麗でいること〟が心地よく幸せに生きる基準になり、周りをもハッピーにできる。そんな私らしい美しさを更新し続ける女性にフォーカスする連載。今回は現在公開中の映画『366日』にご出演の国仲涼子さんにお話を伺いました。

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国仲涼子
お話を伺ったのは…国仲涼子さん

《PROFILE》
1979年6月9日生。沖縄県出身。NHK 連続テレビ小説「ちゅらさん」の主人公を演じ、国民的な女優に。2024年「3年C組は不倫してます。」(日本テレビ)にレギュラー出演。映画『336日』が現在公開中。

今年は下の子が小学校に入学し、私は『3年C組は不倫してます。』で、3年振りくらいに連続ドラマに出演させていただいています。それまでは「次男が小学校に入るまでは」と決めて仕事をセーブ。子育てに専念することを選びました。逆に言うと、期限を設けたからこそ頑張れた、とも言えるかもしれません。

今年から徐々に仕事を再開し、改めて俳優という仕事が好きなんだと思い知りました。俳優は1人ではできません。監督や脚本家、共演者、そして多くのスタッフの方々の力が一つになってようやく作品が生まれる。ワンシーンにどれほどみんなの魂がこもっているか、その只中にいられることの有り難みを、改めて嚙み締めています。

そんな中で、私なりに「自愛」についても考えるようになりました。ほぼ子育てに専念していた去年までの3年間は、母親としての幸福に浸りながらも自分のことは二の次三の次。自愛だなんて思いつきもしませんでした。

思い返せば、子育て一色で余裕がなく、イライラしてしまって笑顔を忘れてしまった瞬間も。もちろん今だってイライラすることはありますが(笑)、仕事の時間を持つようになって「ママ、最近いっぱい笑うね!」と子供たちから嬉しそうに言われるようになったんです。

その時、「まずは自分を幸せに」が大事だなって。自分のための時間を持つことで、家庭や育児だって完璧には無理でも少し余裕を持って頑張ることができる。〝ちょいサボり〞だって、ママには必要なスキルです。

あと、好きなことは我慢しない!私はラーメンが大好きなのですが、子供たちを寝かしつけた後や学校に行っている間に、たま〜にこっそり食べる1人ラーメンが、至福時間なんです。

《衣装クレジット》
ニット¥22,000(SLOANE /ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店)パンツ¥28,600ショートブーツ¥41,800(ともにエトレトウキョウ)ピアス¥61,600 リング¥40,700(ともにアサミフジカワ/ショールーム セッション)

2025年『美ST』2月号掲載
撮影/酒井貴生(aosora) ヘア・メーク/小澤実和 スタイリスト/仮屋薗寛子 取材/キッカワ皆樹

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